台北中山「台北之家」のカフェ「珈琲時光」でバラの香りのコーヒーを味わう。

台北之家で台湾カルチャーを味わおう！

おしゃれなカフェや一流ブランドのお店が立ち並ぶ台北の中山。
日本で言うと銀座にあたる中心街です。

私が泊まっていたホテルロイヤルニッコー台北の向かいにある白亜の建物「台北之家」。
前を通って「この施設はなんだろう？」と思っていた方も多いのでは？こちらの建物は元アメリカ大使館。一時廃墟となっていた建物を台湾を代表する映画監督、侯監督氏と台北市政府が改装し、台湾文化の発信地として生まれ変わらせました。第三級古跡にも認定されているそうです。

侯孝賢氏がプロデュースしているカフェ「珈琲時光」やバー「紅氣球」ミニシアター「光點」、雑貨店「光點生活」があるのでちょこっと覗いてみました。

私も前から気になりつつも何度も前を通り過ぎていました。

映画監督の侯孝賢氏は鉱山の街九份を舞台にした「悲情城市」などを手がけた監督です。彼の映画ってレトロでかっこ良くて突っ張ってて好きです。
この建物、元々はアメリカ大使館だったそうで垢抜けた建築です。

カフェ「珈琲時光」でバラの香りのするコーヒーを！

中にはシアターとカフェ、バー、おしゃれな雑貨のお店「光點生活」があります。カフェとバーの名前は侯孝賢氏の映画のタイトルです！

お庭だけでなく店内の席もありますが地元の人はクーラーの効く中でお茶していました。店内も洗練されていました！どちらの空間も捨てがたい！

迷った末、私は白いパラソルに惹かれてテラス席を選びました！
きれいにお手入れされた緑がきれいなお庭です。
しかし私以外だーれもおらん！真夏の台湾の炎天下ではおすすめ出来ませんが、台湾の強いクーラーが苦手という方にはテラス席がおすすめです。蚊がいるかもと気になったのですが、お店の方がわざわざ蚊取り線香を足元に置きに来てくれました。

玖瑰珈琲とアップルパイを食べました。玖瑰とはバラのことでコーヒーなのにバラの香りがします。それがすごく美味しくて終始どうやって香りをつけているんだろうと不思議に思ってしまいました。作りものでないバラの自然な香りなんだけど、しっかりとした香りでコーヒーの香りに負けていない。

台湾は飲み物を創造するのが上手いです。何を飲んでも美味しい！

アップルパイには映画のタイトルが書かれたフラグが立っています。パイはパリパリでした。熱々のパイの上に盛られたアイスクリームがとろけて美味しかった！

ミニシアターもあります！

隣では映画のイベントをやっていました。インディーズかな？
ここではマニアックな映画から名作まで様々な映画が上映されるそうですよ！

バー「紅氣球」には行っていないのですが、外から見てみると大人の雰囲気で素敵した。
中山のこの辺りは高級感があって落ち着いた雰囲気なので静かにお酒を楽しめそうですね。