宮原眼科の高級台湾料理レストラン酔月楼
台中のアイコン的存在「宮原眼科」のレストラン酔月楼(ズイユエロウ、Moon Pavilion)へ行ってきました。
宮原眼科は日本統治時代に眼科として使用されていた建物を、台中の菓子メーカー日出グループがリノベーションし、今はアンティークな雰囲気が素敵な菓子店になっています。
その様子はよくハリーポッターの世界観と言われることもしばしば。
台中の高級レストラン「酔月楼」宮原眼科
今回はその宮原眼科の2階にある台湾料理レストラン酔月楼台湾菜(ズイユエロウ、Moon Pavilion)に行ってきました。
訪れたのはディナーの時間。
台湾のお友達とご飯を食べる予定で今回はどこに連れて行ってくれるのかなと思っていたら酔月楼でびっくりしました。なぜかと言うと酔月楼は高級レストラン!いつもは気の張らないお店でご飯を食べていたので、めっちゃカジュアルな格好で来ていたんです。ドレスコードがあるんじゃないかと焦りました。でもそこは台湾!全然大丈夫でした!
他のお客さんもフォーマルな格好の人は居るけれども少なかったです。客層は年齢層高めで欧米人がちらほら。
席はゆったりとスペースが取られていました。オリジナルのコースターが素敵!
酔月楼の見た目にも麗しいお料理
今回頼んだ料理です。どれもお値段が…高い。ご馳走になってしまったのですが、本当に良いのかと思うお値段でした。
点心5種盛り
- チキンとバジルのフライ
- 蓮根揚げ
- 台湾ソーセージ
- 蘿蔔糕(大根餅)
- 干し柿
ソースはハニーマスタード、チリソース・醤油だれ・金柑のソース。
チキンのバジル揚げの香辛料が効いていて美味しかったです。干し柿にクリームチーズとクルミが入ったお料理がなにげにハマる。ねっとりとクルミのカリカリした食感を楽しめる一品でした。
糸瓜とスズキの煮物
豪快なスズキの煮物!一度カラッと揚げたスズキの表面が香ばしくてとっても美味しかったのです!そしてスープが最高なんでです!スープに茶油麺線を絡めて食べました。めっちゃ出汁が出ていて麺線もツルツルしていて美味しかったです。
茶油麺線
お料理のスープに絡めて食べます。茶油麺線自体に味は付いていない素麺のような麺なので他にもスープやタレがある料理に麺線を合わせると良いですね。
紹興酒の豚角煮
これが紹興酒の香りとコクがあって豚の脂がじわっと口の中に広がって至福の味わいでした。甘さも丁度良かったです。
炒飯
なんでこんな色だったのか覚えてません…。ドラゴンフルーツの色かなと思うのですが…。台湾では炒飯をこのピラミッド型にするのが最近流行ってますね。他のお店でも見かけたことがあります。
甘い杏仁のスープ&油條
これが、最高!登場するだけで杏仁の香りがフワッとテーブルに漂ってきました。少しざらっとした独特の舌触りです。パリパリと香ばしい台湾の揚げパン、油條(ようてぃゃお)を浸して食べました。
豆漿の食べ方と同じですね!この杏仁スープとなる杏仁粉は薬膳として迪化街などでもよく見るのですが、こんなに美味しいと思ったのは初めてです。さすが酔月楼!
冰沙
最後はあっさりとデザートにライチのシャーベットです。ライチの香りがスッキリとしてディナーの締めくくりにぴったりでした。
宮原眼科の酔月楼は味はもちろん接客も素晴らしく特別な日に訪れたいレストランだと思いました。
台湾らしさで言うと創作料理もあって少し外れるかもしれませんが、誰かを連れて行きたいお店です。少し暗めの照明で大人の空間は美味しいお酒とお食事をゆっくり贅沢に楽しむ時に良いですね。
台中で希少な高級台湾料理のお店だと思います。
宮原眼科の台湾料理レストラン「酔月楼」
台湾ブログランキングに参加しています!いつもポチして下さってる方!ありがとうございます!