台湾の金門島は花が咲き乱れる美しい島
台北から飛行機に乗って金門島へ行ってきました。
中国南東部、福建省アモイ市のすぐ沖合にある金門島。中国大陸から10キロほどしか離れていない中国に近い島です。70年代まで中国と最前線で戦っていた島です。
台湾松山空港から飛行機で2時間くらいかかりました。1時間位で着くと思っていたのでその遠さにびっくり!台湾から日本に帰れるんじゃないかと思ってしまいました。それくらい台湾本土から離れているんですね。小さいプロペラ機だったので揺れる揺れる!
おとぎ話の世界?!水頭村へ
ちょっと怖い飛行機に乗って到着したのは台湾だけど、ちょっとヨーロッパのような雰囲気もあって、色とりどりの花が咲いているのどかな雰囲気の島でした。
今回はこの水頭村の民宿依山行館へ泊まりました。
金門島の海岸からは中国福建省の街、廈門(アモイ)が望めます。
街中のいたる所に大砲、トーチカ、トンネルなど、中国との防戦の色が濃く残ります。
複雑な歴史がある島ですが、閩南文化の伝統と美しさが感じられる印象的な島でした。
静かでのんびり。赤いレンガが美しい水頭村の風景です。
10年前はこの島に外国人は入れなかったそうです。この村に滞在3日したのですが日本人には全く会わず。日本語は通じないし日本語の案内も全くない…。私の頼りない中国語や英語では全然通じない。友達の堪能な中国語のおかげでなんとか滞在を乗り切れました。
本当にのどかです。人も少ないです。街中どこもきれいに整備されています。
道路も公園もピッカピカ!新しいわけでもないのですが清掃が行き届いていて町にゴミひとつ落ちていません。金門島は財政が豊かな島だと聞きました。国からの助成が多いそうです。軍事的な背景があるからでしょうか?
金門島には美しいランタナが街中、そして道路の脇道などいたるところに咲いていました。
博物館の中にあるカフェ。なんと半水中なんです!目の前を亀が泳いで横切っていきました。泳いでる亀を下から眺められるという不思議なカフェ。水面にプカプカと揺れる蓮の葉を眺めていると何時間でも居てしまいそう。照明もちょっと暗くて何時間でもいられそうな、なんだかとっても落ち着くカフェでした。
そして翟山坑道へ。
戦車や船が収納出来るくらいとっても広い坑道でした。
邱良功母節孝坊。台湾の古い町並みっていい雰囲気ですよね。
金門島のユーモラスな神さま風獅爺に出逢う
金門島の人々が信仰する石神さま風獅爺です。とってもユーモラスな表情で街の至る所にいらっしゃいます。表情や大きさ、身長など様々な風獅爺。カラフルなものも多く、風獅爺が金門島のふしぎな雰囲気に一役買っています。街のいたるところにありました。手作りの色んな服を着せてもらったりして地元の人に大変愛されているんだなと思いました。
風獅爺、大集合
金門島は滞在するだけでもその雰囲気を楽しめるのですが観光できる場所がたくさんあります。
また改めてブログに載せていきたいと思います。
台湾ブログランキングに参加しています!いつもポチして下さってる方!ありがとうございます!