初めての台湾旅行で九份へ行った帰り道でのこと。
初台湾ながら自力で九份まで行き意気揚々としていました。ワタシかなり調子に乗ってましたね。
行きは台湾鉄道で瑞芳駅まで行き、そこからタクシーで九份へ、帰りも逆パターンで九份から瑞芳駅までタクシーで行くつもりで、流しのタクシーをボーっと待っていました。周りも暗くなり始めていました。
すると、なにげに目の前にバスが停まり、それにウッカリ(!?)乗ってしまいました!しかも行き先も見ずに!
発車して座席に座り5分くらいたった頃に「私、なんでバスに乗ってんだ?!」と気付きました。それからは超絶焦り、バス停で降りようと思っても外は暗い山の中。半泣きのゼスチャーで運転手さんに「間違って乗った!(タクシーとだけれども)このバスどこ行き?!」聞いたら運よく台北に行くとの事。(その時は中国語を全く話せず、唯一タイペイと言うのが聞き取れた)
「台北」と言う言葉を聞いた私は、乗っていれば台北駅まで帰れるんだと安心しそのまま降りずにバスで帰ることに。
そして安心した私は、なんと初体験のバスの中で爆睡してしまい、運転手のおじさんに揺り動かされ目が覚めました。
「台北だよ!降りなくていいの?!」とおじさんが言っているように思い、お礼を言い慌てふためいてバスを降りました。深く眠っていて、バスの発車を待たせちゃっていました。どんだけ寝とんねん!
バスを降り、周りを見渡すとそこは全く知らない町。「台北駅じゃない。ワタシ降りるところ間違った。。」
スマホも無い時代、東西南北も分からず唖然と立ちすくんでいたら通りすがりの方が事情を察してくれたようで、近くに何らかのMRTの駅があることが判明!かなり歩きましたが…。
あとで分かりましたが、爆睡しながらバスに2~3時間は揺られていたようです。時間の感覚も寝ていてほとんどない。九份から各停の路面バスですからそれなりに時間が掛かっていたようです。
運転手のおじさんは「台北市内に入ったけど大丈夫?」って教えてくれたのだと今では思います。今考えればきっとそのバスに最終まで乗っていたら台北駅へ行ったはず。
それにしても旅先のバスで眠りこけるなんて油断もはなはだしいと反省しました。
バスの運転手さんが起こしてくれなかったら、終点まで行っていたか(それは結果オーライ)、知らない所で目が覚めまたパニックになったかも。
運転手さんといい、通りすがりの方といい、やっぱり台湾の人は優しい。
それを実感した出来事でした。
………ってかタクシー待っててうっかりバスに乗るなよ!!!!!!と、過去の自分に言いたい。
旅先でバスに乗って寝るなんて台湾だったから良かったものの治安の悪い国ならスリやら置き引きにあっていただろうな。
台湾で助かりました。
皆さんもどうかお気をつけくださいませ(タクシーとバス乗り間違えはないと思うけど〜)。
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