台湾の新幹線「台湾高速鉄道」通称高鉄に乗って高雄に行ってきました。台北から高雄までは最短で80分くらい。今回私は4泊5日の台湾旅行で台北から2泊3日で高雄に行ってきました。
台北から日帰り旅行もできる距離ですですが、高雄は見どころが沢山あるので、せめて1泊、いやいや2泊、はしたいところ!
高雄の観光スポットとして、よくガイドブックなどに登場するのが、龍と虎の2つの塔からなる建物「慈濟龍虎塔」です。
広いので効率的にめぐりたい蓮池潭
「蓮池潭」という全長1.4Kmの広い湖がある公園の中に龍虎塔はあります。
清朝時代の1686年、孔子廟を建てる際に、廟の中にある泉水をたたえ、その水辺に蓮を植えたため「蓮池潭」という名前がつけられました。蓮池潭に1974年に造られた華やかな龍虎塔は高雄を代表する観光名所となりました。
蓮池潭は、美しい湖と蓮の花が魅力のスポットです。台湾の自然美を満喫しながら、のんびりとした時間を過ごすことができます。
龍虎塔の周囲には美しい自然環境が広がっており、塔からは景色を楽しむことができます。
周りには高い建物がなく空が広い!そして水辺に水鳥や亀がたくさん集まっていました。
開運スポット龍虎塔
龍虎塔のデザインは中華の伝統的な建築様式を取り入れており、美しく華やかな外観。塔の高さは約30メートルで5階建ての建物です。龍塔と虎塔が連結されています。
この「連結」というのがこの塔の最大の特徴!龍の口から入って、虎の口から出るんです。
龍と虎は、道教において重要なシンボルであり、力と慈悲を表しています。龍は保護と繁栄を象徴し、虎は災難から守る存在とされています。
縁起の良い龍の口から入って虎の口から出ると、「どんな災いからでも生き延びられる」といわれています。
開運だけでなく、ここに来ればすぐ、この大きな湖の蓮池潭、華やかな色合いの龍虎塔を見れば元気が湧いてきます!
周りに高い建物がないので広い空に龍虎が映えます。
昔からある観光地なのに今また人気が出てきているのはインスタなどで「映え画像」が撮れるということもありそうです。
お昼間の青い空をバックにしても良いし、夕暮れ時はちょっとアンニュイな画像がとれます。
夜はライトアップされるのですが、「ピカー!」とは光りません。ふんわりとライトが灯るくらいなのであまり期待しすぎない方が良いです。
私はライトアップを期待して夜まで待っていたのですが、夕暮れ時が一番美しいと感じました。
あと、帰りはなかなかタクシーが捕まらず困りました!
大通りに出て探しましたが、車がスピードを出してブンブン走っている大通りなので勢いでタクシーも止まれず。
なのでタクシーで行かれた方はあまり遅くならないように気をつけてくださいね!
公園の周りギリギリはまだ明るいですが、少し外れると足もとが見えないくらい暗くなります。
今回は龍虎塔にスポットを当てて紹介しましたが蓮池潭には他にも見どころがあります。塔の周辺には庭園や散策路が整備されており、自然の中で散策することもできるので時間がある方はぜひゆっくり見てまわってください。
<行き方>
MRT(地下鉄)・鉄道(台鉄)の「左營駅」からタクシーで約10分