台湾の名物観光地「九份」観光とセットで行こう!「金瓜石鉱山」と「陰陽海」
金瓜石鉱山は、台湾北部の新北市瑞芳区にあった金鉱山です。かつては、東北アジア第1の金山と呼ばれ、非常に栄えました。巨岩が瓜のような形をしており、また金を多く含んでいたので「金の瓜の石」即ち金瓜石と呼ばれ、それがそのまま地名となったと伝わっています。現在は廃鉱となっているものの、観光地「黄金博物園区」として復活しました。
写真は「天空之城 十三層遺址」です。1933年に近隣で採れた鉱物の精錬所として建てられたもので歴史を感じずにはいられません。
観光地と言ってもさほど人は居なかったですが、目の前に切り立った鉱山は迫力があって見ごたえがありましたよ。九份から車で約10分。せっかく九份まで行ったのなら金瓜石鉱山も見ておきたいところ。
ちなみに台北市内から九份、金瓜石鉱山まではバス1本乗り換え無しで行けるんですよ。台北市内のMRT忠孝復興駅から【1062】のバスに乗ると、九份を経由して金瓜石まで乗り換えなしで行くことができます。台湾鉄道で瑞芳駅経由で行くより簡単でおすすめです。
金瓜石鉱山の見どころ「黄金博物館」
黄金博物園区には「黄金博物館」という博物館があります。
日本統治時代に東アジア1の金鉱山として栄えたころの金瓜石の歴史を学ぶことができる見応えたっぷりの博物館です。
日本統治時代の日本人の上級職員の宿舎として作られた「四連棟」や金瓜石を一つの自然環境ととらえた資料が展示されている「環境館」などは必見です。
「四連棟」は金鉱山として栄えていた頃の貴重な建物として残されています。当時の古い家具なども保存されていて日本の昭和な雰囲気が昭和を知る方にとっては懐かしさを感じるのではないでしょうか。
実際に採掘を行っていた坑道の中も見学することができます。「本山五抗」はちょっと薄暗く岩がゴツゴツしていてちょっぴり怖く感じました。
金瓜石鉱山は鉱山の昔と今を感じる貴重なスポット。ぜひ九份観光と一緒に見てみてください。鉱山には草が生い茂り、廃墟には蔦が絡まっていました。九份が「千と千尋の神隠し」なら金瓜石鉱山は「ラピュタ」の世界感でした。
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