東京豆漿生活で本格台湾朝ごはん(五反田)新鮮な豆漿と焼き立て焼餅!

東京豆漿生活

台湾朝ごはん専門店の東京豆漿生活

台湾の朝ごはん専門店「東京豆漿生活」に行ってきました。大崎広小路駅から3分。JR五反田駅からは徒歩5分。

お店のInstagramで今日は整理券が配布されるとあったので、混んでいるのを覚悟していましたが、あれ?すんなり入れた!

東京豆漿生活 外観

休日は2時間待ちとか、70組待ちとか、お店の近くに住む知人から恐ろしい情報を耳にしていましたが、平日だとそこまで混まないのかな。時間は10時前に入店しました。

店内はテーブル席が大小6〜7つあります。木のテーブルと椅子が素朴で暖かい雰囲気です。

東京豆漿生活 店内

台湾の朝食ってどんなの?

台湾では朝食をお店で食べる事が多く、朝早くから(5時開店なんてお店も!)朝食のお店が営業しています。

台湾の伝統的な朝食に欠かせないものが豆漿で豆乳と似ていますが日本の豆乳よりもサラッとした口当たりです。

鹹豆漿(シエンドウジャン)」は小エビやザーサイ、油條(中国式の揚げパン)などの具材が入っている塩味の豆乳スープ。「甜豆漿(ティエンドウジャン)」はシンプルに豆の香りを楽しめ、お砂糖を入れて甘くして飲みます。

東京豆漿生活はその朝ごはんの定番食、豆漿の専門店なんです。

東京豆漿生活

店内に入るとすぐ左に豆漿製造室があります。お店でいちから豆漿を作っているのですね。

今日の豆漿は宮城県産ミヤギシロメという、ミルキーで優しい甘さが特徴の大豆で作られていました。出来立ての豆漿を日本でいただけるようになるとは、良い時代になりました!

東京豆漿生活

目移りしてしまう豊富な台湾朝食メニュー

まずはカウンターで注文。

東京豆漿生活

台湾のお饅頭「酥餅」も沢山ありましたよ!どれも美味しそうです。酥餅が並んでいる横にレジがあるのでそこで注文と会計をします。豆漿だけでも、鹹豆漿、甜豆漿、黒糖豆漿、胡麻豆漿がありました。

今回は鹹豆漿を注文しトッピングに肉鬆(肉でんぷ)も。サイドメニューには焼餅。焼餅はパリパリとした台湾のパンで中に色々挟んで食べます。私は葱蛋(卵焼き)をプラスしました。

これぞ台湾の定番朝食!

会計を終えると番号が書いた券をもらえるので呼ばれるまで待ちます。5分くらいで呼ばれるので取りに行きます。

東京豆漿生活 

じじゃーん!完璧な台湾朝食セット、尊い!

台湾の鹹豆漿は柔らかく見た目がドロっとしている事も多いのですが、東京豆漿生活の鹹豆漿の表面は美しい。お酢を入れることで豆漿のタンパク質が固まります。表面が艶々、プルプルしています。

東京豆漿生活 

レンゲで豆漿をすくうと、おぼろ豆腐のようにふんわりと固まって優しい口当たり。しっかりと大豆の味がしてコクがあります。そしてラー油がアクセントになって美味しい!お酢の酸味でサッパリしているのでいくらでも食べられそうです。

肉鬆はほんのり甘く、味変として投入しました。

東京豆漿生活 

焼き目が香ばしい焼餅はサクサク!

表面のゴマと焼き目が香ばしい焼餅はパイ生地のようにサクサクしています。パラパラとこぼれやすいですがその美味しさに食べる勢い止まらず、豪快にかぶりつきました。葱蛋(卵焼き)との相性最高です!

東京豆漿生活 

焼餅油條(揚げパン)をはさんで食べるのも台湾では定番なんですよ〜。パンにパンをはさむの?と思っちゃいますが、サクサク✖️パリパリの良い食感なんです。東京豆漿生活のメニューにもあります。

東京豆漿生活の肉鬆

肉鬆東京豆漿生活さんで作っています。

東京豆漿生活 

肉鬆が日本で手に入る日が来るとは思いませんでした!日本的に言うと肉でんぷ。台湾の人は肉鬆が大好きで白飯やお粥にはもちろん、パンにも乗せて食べるんです。

スチールのお皿に入ってくる肉鬆はたっぷりの量。焼餅にも途中で肉鬆をはさんで食べましたよ。ほんのりと甘くなってこれまた美味しいです。

台湾の冬の定番「花生湯」

東京豆漿生活 花豆湯

花生湯とはピーナッツスープのこと。ほんのりと甘くて、煮込まれた柔らかいピーナッツが沢山入っています。こってりとしているように見えますが、甘さ控えめであっさり。

東京豆漿生活 花豆湯

ホクホクとした食感のピーナッツって日本で出会う事ないですよね。今回は小さいサイズを注文しましたが、なかなかボリュームがありました。こちらは秋から春にかけての期間限定メニューです。

食べなきゃ後悔する酥餅(スーピン)!

東京豆漿生活

見事な台湾朝食セットを食べてお腹いっぱいになったのですが、東京豆漿生活酥餅(台湾のお饅頭)を食べないわけにはいきません!

外側の皮がパイのような中華菓子で酥餅には胡麻花生(ピーナッツ)といった甘い系、大根やニラ、肉など、お惣菜が入った塩っぱい系があります。

東京豆漿生活では数量限定で午前中に売り切れる事が多いそうです。

私は特に胡麻餅花生餅がお気に入り。一度食べたら!また食べたくなる中毒性があるのです!

こちらはテイクアウトにしました。

東京豆漿生活

皮はラードを練り込む事でサクサクとしつつも、しっとりとしています。中華菓子ならではの食感です。

断面図、凄くないですか?

粒々が迫力のピーナツペーストがこれでもかとぎゅうぎゅうに包まれています。ピーナッツの香ばしい香りが口の中に広がります。ほんのちょっと効いている塩気が絶妙で、この甘塩っぱさがハマります。

ゴマもみっちりペーストが詰まっています。これ、どんだけゴマ使っているんでしょうか?!ゴマペーストの食感も程よく、荒くすり潰したものなのでシャクシャクとした軽快な食感。甘さ控えめで、日本のお饅頭に慣れていると驚くかも。

おかず系の酥餅「蘿蔔絲酥餅」

東京豆漿生活

蘿蔔は大根のこと。絲は細切りしたという意味です。その名の通り細く切った大根が入っています。大根の煮物を思い出す味ですが、ほんのりと台湾の香辛料の香りがします。優しい味付けです。

酥餅はどれも見た目は小ぶりですが、中身が詰まっているので食べると結構お腹にたまります。

日本で貴重な台湾朝食のお店「東京豆漿生活」

昔から台湾みたいに朝食のお店が日本でもあったら良いなぁと、恋焦がれていましたが、こんなリアル台湾朝食のお店が誕生するとは想像していませんでした。

どれも店内で手作りされていて、新鮮、素朴でありながら滋味溢れる味わい。素材も製法もこだわり抜いていて東京豆漿生活は孤高のお店だと思います。お店の外に出来る長蛇の列の理由が理解できました。

東京豆漿生活 

こんなに美味しい台湾朝食を食べたら1日中ハッピーでいられますね!お店は午前中に商品が売り切れることもあるようなので早めにお店に行く方が良いですね。
お腹も心も大満足!朝から大きなパワーをもらう事ができました!

東京豆漿生活のお店の方へ
素晴らしいお店を作って下さってありがとうございます!
台湾の朝ごはんだけでなく台湾の空気も感じることができました。
東京豆漿生活さんに夢中です!

東京豆漿生活 入り口

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