さっぱりした台湾のデザート愛玉。暑い日に食べると最高なんです。
台湾スイーツ愛玉の正体
愛玉はゼリーのようだけれど、本来はゼラチンや寒天は使いません。「愛玉子(クワ科イチジク属)」の果実の種を乾燥させて、水の中で揉むと水がプルプルとしてきてゼリー状になるそうです。
愛玉の種は台湾の乾物屋さんで手に入れることができますが、お家でイチから作るのは大変だし日本に持って帰って良いものなのかちょっと疑問。検疫で植物の種って国内の持ち込みだめだったような・・・。
ということで手軽に食べられる缶詰をカルディで買って来ました。ゼラチンで固めたものだけどね!
こちらは中国物産店でもたまに見るパッケージ。540gと大きい。
でっかい愛玉缶の中身
どんな形状で入ってるのかと思って開けてみたら、愛玉が缶にみっちみちに入っていてシロップはなしでした。
愛玉を食べてみるとほんのちょっと甘い味がしますが、これは別でシロップが必要です。
ということで急遽、きび砂糖でシロップを作りました。
きび砂糖1、お水が2の割合でお鍋に入れて混ぜたら、火にかけます。プクプク泡立ったら火を止めて粗熱を取って出来上がり。
シロップにとろみを付けたい場合は煮詰めると良いですが、愛玉の場合はさらさらのシロップの方が合うと思います。
愛玉を食べるときに絶対忘れてはいけないもの
それはレモン!!レモンが無ければ“ぼやけた味”になってしまいます。レモンの香りと酸味があってこその愛玉なのです。
愛玉をお皿に移してシロップをかけて、その上からレモン汁を絞ります。飾り用(お皿の中でもスプーンでぎゅうぎゅうレモン絞るけど)のレモンを添えて、完成!
シロップはかなり薄めにするのが台湾風なので、味を確認しながらお水を入れるなりお好みで調整して下さい。
食べてみると、この愛玉は台湾のお店で売っているものよりもかなり硬いです。それでもレモンの酸味とほんのり甘いシロップで台湾の愛玉の味は再現できました。
喉越し良く、さっぱりと食べられるので食後のデザートや、お風呂あがりに冷たい愛玉を食べるのが楽しみになりました。
このひと缶のボリュームありすぎて、1人で食べてたら4・5日は持ちます。かなりお得に楽しめますよ〜。
暑い日には愛玉にかぎります!
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