池袋の中華スーパー友誼商店に新たなフードコート「食府書苑」で本格中華!

食府書苑

中華系スーパーのフードコートで本格的すぎる中華料理を体験!

池袋の中華系スーパー「友誼商店」にまたまた行ってきました。
2021年5月ごろ新たに2Fにフードコートができたようです。4Fのショッピングフロアにもフードコート「友誼食府」があったんですが、それより少し広い規模で「食府書苑」がオープン!
スーパーに併設されているとは思えない本格中華を食べてきましたよ。

本屋に併設された不思議空間

2Fには以前から中華系の本屋さんが入っていました。その隣の空間にフードコートが出現!
よく、スタバに蔦屋書店が併設されてたりしますが、そんなお洒落な感じ……とは言えない摩訶不思議空間になっています。

食府書苑

入り口はこんな感じ。外から見ると本屋しか見えないのでほんとにフードコートあるのかなと思うのですが、あります!

足を踏み入れるとThe異国!日本人の私は超絶アウェイな感じ…ですがお店の方はにこやかに歓迎してくれましたよ。外国人の方の大切なコミニティーの場にお邪魔させて頂くという気持ちで入らせて頂きました。

食府書苑

日本語が通じたらラッキー

フードコートなので、色んなお店が並んでいます。7店舗くらいだったかな。お店の前を通ると中国語で声をかけられます。私の動揺する気持ちを読まれたようで、今度は「いらっしゃいませ!」と日本語で言ってくれました。

食府書苑

お店の方がみんな話せるわけではなく、たまに話せる人がいる、と言った感じです。話せる人がいたらラッキーくらいに思いましょう。

私が選んだお店は少し日本語を話すスタッフの方がいらっしゃいましたが、会話は半分日本語、半分中国語になりました。

今回2つのお店から料理を注文しました。お店ごとに注文したら、本屋さんのレジで(!!)お会計。

食府書苑

レジでも中国語での会話になります。レジでは自分が各お店で注文したものを自己申告しなければならないので、そこで言葉の壁が立ち塞がります。中国語が苦手だと色々ハードルが高いです。

今回は3品を2店舗で注文したのですが、料理名が長くて覚えられないんですよ。トッピングまでしちゃったし。

レジで「えっと…麻辣牛肉麺、和、西安肉挟馍…薬膳…我忘了…料理名忘れた〜!」と、わちゃわちゃしていたら、お店からお姉さんが料理名を叫んで助けてくれました。

お会計はPayPayが使えました。もちろん日本円です。昔は中国元で払える店が池袋にありましたが、流石に今は無くなりました。(知らないだけでまだあったりして)

本場のスパイスと調味料を使った現地感あふれる料理!

こちらのフードコートのお店は池袋などに本店があるお店が出店しているそうです。だからフードコートと侮るなかれ!びっくりするような本格的な本場の臨場感あふれるディープな料理が食べられちゃうんです。

今回注文した料理

薬膳汽鍋鶏

食府書苑

雰囲気のある壺に地味溢れるスープが入っています。鶏肉、クコの実、ナツメがたっぷり入っています。テーブルの上に置いただけで薬膳の香りが周囲に漂い、鶏肉はホロホロと崩れるくらいにまで柔らかく煮込まれています。

食府書苑


トレーにはスープとタレと茹でもやしがあり、独特の食べ方があるようです。スープはスープだけで飲み付け合わせのモヤシに壺から取り出した鶏肉を崩して入れ、山椒ダレを掛けて食べます。
まずはスープから。本場の漢方の香りが身体にしみる〜!複雑な漢方の香りがします。味は薄味で体に良さそう!

食府書苑

鶏肉を取り出してもやしの上に乗せて山椒ダレをかけ、混ぜて食べます。山椒の香りが鮮烈です。太めのもやしの歯応えと鶏肉の旨味が混ざって美味しい!鶏肉はダイナミックなぶつ切りが入っているので骨に注意が必要です。
山椒の風味が爽やかで、漢方たっぷりで、疲れている時に食べると元気出そう。スーパーのフードコートでこのクオリティはすごいです!

麻辣牛肉米麵

食府書苑

牛肉麺は適度な歯応えの牛肉に注目が行きやすいけど、この牛肉麺の主役は麺!米麺でツルッツル。麺がちゅるちゅるちゅるん!口あたりが最高です。もっちりとした硬さもよし!

食府書苑

スープもスッキリしていてラー油がアクセントになります。そんなに辛くなく、見た目よりあっさり!

西安肉挟馍

食府書苑

香ばしく焼けた皮(中華風バンズ?!といって良いのかしら)の中に鶏肉が入った西安漢堡包。鶏肉は細かく線状になっていて口に入れるとパラリとほどける。パクチーをトッピングで追加したらこれでもかとパクチーが押し込められていました。パクチー好きにはたまらないですね。

しっかりめの塩味の鶏肉とともに、パクチーの鮮烈で爽やかな香りは塩気を中和。皮は焼き目がパリパリと香ばしく良いアクセントになっていました。

今回3品注文しましたが2人で食べてお腹がいっぱいになりました!しっかりと量があります。どれもクオリティーが高く本場で食べている気分が味わえました。2店舗で注文しましたが、まだ他にもお店があって日本では珍しい料理がありました。言葉の壁はありますが、壁を乗り越える価値があるフードコートです!

食府書苑

こちらのフードコートには有名なタピオカ屋「珍煮丹(トゥルーダン)」も入っています。(でも公式のHPの店舗情報には入ってないんだよなぁ…疑問)デザートにするつもりがお腹いっぱいで今回は断念する事になりましたが、次は必ずや飲む!