コレド室町テラスの誠品生活日本橋店に行ってきました。
いやー、日本に台湾のセレクトショップ&書店「誠品生活」が来るなんて思ってもみませんでした。ほんと驚き!
今回は誠品生活日本橋店でも、またまた日本に来て驚いた王徳傳(わんだーちゃん)のカフェでお茶してきました。

王徳傳って?
王徳傳は150年の歴史を持つお茶専門店。台北は中山の高級店が並ぶ一画にあります。
厳選された茶葉を取り扱っていて、それはもう官能的な香りと味わいです。お茶の知識がなくても「こ、これは〜!」っと何かが違うと分かる美味しさなんです。

孤高のお茶専門店だと思っていた王徳傳が日本に来たと聞いた時ほんとに驚きました。高みにいた王徳傳様から近付いて来てくれるなんて!恐れ多い!
タピオカミルクティーも出していると知って「高みから急に降りて来すぎー!」とも思いましたけどね。
こちらのお店は茶葉を購入できるショップなのですが茶葉は台北で購入したいので今回はカフェコーナーを攻めます。

お店前にたどり着いたら高貴なオーラが漂っていましたよ。お店の奥が窓になっていてちょっと後光が差しているかのように思っちゃった。王徳傳のアイコン的存在の赤い缶がインテリアのアクセントになっていますね。
広々としている店内左側には赤い茶壺缶が並んだ棚。
タピオカミルクティーのテイクアウトのカウンターは中央にあり長蛇の列。
そしてお店の向かって右側にはカフェコーナー。
王徳傳の洗練された雰囲気のカフェスペース
こちはら4組くらいお客さんが待っていました。順番が回ってくるのに結構時間かかりましたよ。みんなゆっくりお茶を堪能したいから仕方ないよね。
30分くらい待って席へ案内されました。初めは小さな丸テーブルに案内してくれようとしたのですが、同時にハイチェアーのカウンター席が空いたのでこちらにしてもらいました。
大きな窓から光が降り注いで気持ちいい。

こちらのカウンターからだとお茶の入れ方を見られるし、窓の外の景色も見られるし、カウンターが空いていたらこちらをお勧めします。目の前が水屋でお茶のいい香りが漂ってきます。それだけでもカウンターに座って得した気分です。

お茶を点てているのを見ているだけでも癒やされる〜。
いい香りが漂ってきます。ゆったりとした気分になりますね。
目の前で鉄瓶がコツコツと沸騰している音も楽しめました。

カウンターに座ったからお茶の入れ方など見られるので待っていても飽きがこない。お茶を入れている方の手際が良く所作が美しくて見とれてました。
そこへお茶を注文した人に付いてくるお菓子が登場。

- 安穏芋のケーキ
- ドライイチヂクのシロップ漬け
- ドライプルーン
- ラズベリーのケーキ
どれも一口サイズ。私なら全部いっぺんに一口で食べられそうな可憐なケーキ。
これは好みの問題かもしれません。ケーキは美味しかったけど私が頼んだ緑茶にケーキってちょっと合わないかなぁと思っちゃった。
プルーンとイチヂクはお茶請けによくある組み合わせでやはり最高に合う!
趣のあるティーセット

わたしは碧螺春緑茶(へきらしゅん)を注文。
名前の由来は「色が緑で茶葉の形が螺旋で良い香が立ちこむ」って事で碧螺春と名が付いたそうです。茶葉には白い産毛が付いているんだよね。産毛が多いほど良いお茶といわれる碧螺春の茶葉みたいよね。
でもね、見られなかったの…。お茶を入れてくれる方の動きが素早すぎて。
まぁ後で茶壺の葉っぱをゆっくり見るさと、お茶が来るのを待っていました。
待つ事20分でお茶がやってきました。
丸いお盆の上に乗った紫砂の急須と茶杯。残念ながら香りをかぐ聞香杯はありませんが、シンプルでもお茶の香りさえ楽しめれば良いじゃない。
注がれた茶杯で香りを楽しむ。
良い香り〜。甘くふくよかなのに凛とした香り。
これこれ、これが飲みたかった。

だんだん濃くなっていく茶の味も楽しみつつ、なんて思って急須の蓋を開けて中を覗き込んだら……えっ?!茶葉が無い!濃くならないように抜いていたんですね。
なんかちょっと寂しいぞ。渋めの味も楽しみたかったなぁ。
でもまぁ茶藝館ではないから仕方ないですかね。
それにしても一杯で王徳傳の茶葉が捨てられていると思ったらとっても勿体ないっ(泣)ひとさじ分の茶葉でも何杯も良い香りが楽しめる高級茶葉なのに!
まぁしかし、兎にも角にもゆったりと美味しいお茶を堪能させて頂きました!

私が注文した碧螺春緑茶はお茶受けが付いて1280円。
東京のど真ん中「日本橋」でゆったりとお茶を楽しめて、このお値段は良心的かと。開放的な空間と美味しいお茶、満ち足りた気分になりましたよ。
また直ぐにでも来たいです!
次回はお茶のカクテルも飲んでみたいな!
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