台湾老舗の銘菓「郭元益(グォユェンイー)」のパイナップルケーキ

郭元益(グォユェンイー) パイナップルケーキ

中華菓子の老舗「郭元益(グォユェンイー)

台湾で創業153年、中華菓子の老舗ブランド郭元益(グォユェンイー)。1867年の創業の清の時代から伝承された技が作り出す数々の銘菓。

今回は台湾パイナップルケーキフェスティバルで金賞を受賞した「郭元益」のパイナップルケーキと烏龍茶エッグロールをご紹介します。郭元益(グォユェンイー)は日本橋のコレド室町テラスの中にもお店があります。

パイナップルケーキ

郭元益(グォユェンイー) パイナップルケーキ

台湾と言えば言わずと知れたフルーツ大国。その様々な台湾フルーツの中でもパイナップルの美味しさは格別!日本でも夏になるとたまにスーパーで売られていますが、他の国のパイナップルよりちょっとお高いんですよね。

そのパイナップルを使った台湾の代表的なお菓子がパイナップルケーキです。

パイナップルを煮詰めたフィリングをバターたっぷりのクッキー生地にぎっしり閉じ込めた至高のお菓子です。

郭元益のパイナップルケーキ

郭元益(グォユェンイー) パイナップルケーキ

パイナップルケーキ文化フェスティバルで金賞を受賞した郭元益のパイナップルケーキ。金色のパッケージがゴージャス。

郭元益(グォユェンイー) パイナップルケーキ

包装から出すと外側のクッキー生地がホロホロと崩れるくらい柔らかく繊細です。黄金色の焼き目が美味しそう、他のお店のパイナップルケーキより焼きが強いです。昨今のパイナップルケーキの大きさからすると小ぶりです。

郭元益(グォユェンイー) パイナップルケーキ

中身のパイナップルフィリングは冬瓜入り。パイナップルケーキ好きな方々で勃発している冬瓜論争(笑)100%パイナップルじゃ無いと許さないという方もいるかも知れませんが、私は冬瓜入りも大好きです。

郭元益(グォユェンイー) パイナップルケーキ

昔ながらのパイナップルケーキには必ず冬瓜が入っています。食感を良くしたり、優しい味わいになったり、これはこれで美味なのです。

食べてみると甘みと酸味のバランスが良い。フィリングのねっとり感も食べ応えがあります。ペースト状のフィリングの中にダイス状のパイナップルが入っていて良い食感です。
外側のクッキー生地がとても柔らかく、ほんのりバターの香り。これは生地だけでも立派なお菓子としてありなのでは?!バターの効いた生地と酸味のあるフィリングが口の中で溶け合う感じ…幸せです。小さめであっさりしているのでこれは2、3個いけちゃいますわ。

パイナップルケーキ 4個入り 1240円

蛋捲(エッグロール)

郭元益(グォユェンイー) エッグロール

こちらは以前上司が日本橋のコレド室町で買ってきて下さったんです!めっちゃテンション上がりました!

蛋捲の蛋は玉子、捲は巻くという意味です。中華圏では昔からあるメジャーなお菓子です。昔はお菓子屋さんのお店の前に鉄板を出して蛋捲をその場で焼いていたりしていました。鉄板に薄く生地を流し、焼けたらヘラで鉄板から剥がしながらクルクルと巻いていくんです。見ているだけでも楽しかったな!

郭元益の蛋捲(エッグロール)

こちらはなんと贅沢に台湾烏龍茶が入っている蛋捲(エッグロール)なんです。生地の中に茶葉の粒が見えます。

郭元益(グォユェンイー) エッグロール

食べてみるとサックサク!蛋捲の生地の厚さはお店によって様々ですが、郭元益の蛋捲(エッグロール)は薄めです。だから軽い食べ心地。と言っても一本がそれなりに大きいので満足感があります。

烏龍茶の葉がたっぷり入っていてほんのりと良い香りがするんです!噛み締めるたびにお茶の香りがする!

こういう時に何を合わせて飲めば良いんでしょうね。コーヒーはお茶の香りを消してしまいそうだし、お茶も香りがかぶってしまう…悩んでいるうちに食べてしまいましたが、これは玉子の優しい香りの中にほんのり茶葉の香りと渋みを感じる忘れられない味でした。

今回は歴史ある郭元益のお菓子をご紹介しました。台湾ではMRT士林駅にお店があります。日本ではコレド室町テラスにお店が海外第一号店として入っています。郭元益は古のお菓子だけでなく、その時代にあった新しいお菓子も作られています。新旧のお菓子を比べて食べてみたいですね!

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