カルディさんの台湾フェアで見つけた冬筍餅
餅といっても日本のお餅のようにビョーンと伸びるわけではありません。冬筍餅はビスケットのような台湾のお菓子です。
台湾では色々なメーカーから発売されているメジャーな冬筍餅ですが、まさか日本で買えるようになるとは思っていませんでした。
なんといったって地味〜なお菓子だから。鳳梨酥(パイナップルケーキ)のように華があって目立つわけでなく、牛軋糖(ヌガー)のように固定のファンがいるわけでもありません。
お菓子コーナーに行けば他のお菓子に埋もれてひっそりとそこにいるのです。
そんな冬筍餅に目をつけたカルディのバイヤーさんは天才かと!
存在は地味ながら味はクセになる
微かな塩味、噛むほどに微かに感じるほのかな甘み。とっても素朴な味わいのお菓子なのです。そんな素朴なお菓子、冬筍餅が様々なメーカーから発売されているのはなぜなんでしょう?
ハマっちゃう冬筍餅の魅力とは?
ひとつは歯触りにあります。パリパリでもなくガリっでもない。ぼりぼり…と言った低い音。お口の中に入っても長らくぼりぼりという音が続きます。この優しい歯触り癒される…いや、無になれる。なんとも言えない心地よい歯応えなんです。
先程薄味と言いましたが噛めば噛むほどに甘みが出てきます。ちょっとした塩気とほんのりとした甘みが、子供の頃食べた昔のビスケットを思い出します。気持ちが和む味です。
香りも冬筍餅の特徴
油で揚げているので甘い油の香りがするんです。私は冬筍餅を食べると天ぷらのかき揚げを思い出すのです。玉ねぎが素材に入っているからでしょうか。食欲をそそる香りです。
タケノコの味する?
タケノコの味はしな…い…。そもそもタケノコ自体淡い味だしタケノコがこの冬筍餅の味の要になっているかちょっと判断つかないのです…。
ですが、パケージの裏を見るとタケノコパウダーが入っていることが分かります。きっとタケノコが入っているからこの味なんだと自分を納得させておきます。
タケノコのイラストが描かれているパッケージはなかなかのインパクト。冬筍餅のどことなく懐かしい味わいは一枚食べるとまたひとつ食べたくなる、あとを引く美味しさでした。軽いですし、お土産にも良いですね。
ただ、カロリーが100gあたり570kcal。一箱90gですが食べ出すと半分くらいペロリで罪深いお菓子です。みなさまお気をつけて…。
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