「薬膳麻辣湯」自分で食材を棚から選ぶのが楽しい!東京蒲田
麻辣湯(マーラータン)とは何種類もの漢方と香辛料を使った奥深い味わいの春雨入りスープ。中国は四川省発祥の料理です。
この麻辣湯の麻という漢字の意味は花椒のじわーっと痺れるような辛さ、辣という字はピリピリとした唐辛子の辛さという意味があり、麻辣湯は一度に2種の辛さを味わえるという激辛スープなんです。
日本で本格的な薬膳麻辣湯
麻辣湯は四川省発祥なので台湾料理とは違うのですが、台湾でよく食べられる食材を今回訪れたお店で食べることができたのでちょこっとご紹介します!
訪れたのは東京は蒲田駅にあるその名も「薬膳麻辣湯」。
4人掛けのテーブルが4つだけのこじんまりしたお店です。
おつまみの様な小菜メニューはありますが主なメニューは薬膳麻辣湯かスープ無しの麻辣香鍋。
今回私が注文したのは薬膳麻辣湯。
辛さのレベルが選べ、私は中辛のレベル2を選択しました。
麻辣湯のお店の特徴は好きな具材を自分で棚から選んで取るところ。あれやこれやと出来上がりの味を想像しながら食材を選ぶ作業は麻辣湯のお店の楽しみのひとつです。
「薬膳麻辣湯」ではあらかじめ3種類の具材が選べ、もっと具材を増やしたい方は1種類100円で具材の追加ができます。
棚には様々な食材が用意されていてそこには日本では珍しいものもあり、この具材に台湾でよく食べられる食材が並んでいるんです!
台湾ならではの食材
- 豆苗
- パクチー
- 牛や豚のモツ系
- 茶蛋(味付け玉子)
- 魚団子やイカ団子
- 猪肉丸(団子の中に豚ミンチ肉)
- 魚卵入り団子
- 豆皮(湯葉)
- 干豆腐
- 鴨血(鴨の血を固めたもの)
- 揚げピーナツ
このラインナップ!素敵!トッピング3つだけなんて選びきれない!
という事で私が選んだ具材は2種追加してパクチー、小松菜、魚団子、豚モツ、鴨血。
うーん、我ながら良い選択!モツや鴨血、団子から良いダシが出るんですよ。
自分で具材を棚から取りカゴに入れて店員さんに渡します。
辛さはテーブルの調味料でお好みに調節
待つ事10分、大好きな具材がたっぷり入った具沢山の薬膳麻辣湯が出てきました。
この澄んだスープの色を見ると、これが辛いとは思えないのですが、ひと口すすってみると、じわじわと辛さが舌の上に広がります。そして薬膳スープの旨味〜!
春雨はコシがあって表面がツルツルしているので口当たりが良い!
そして春雨のシンプルな味は澄んだスープと相性が良い!
そこそこ辛いものが好きな私はレベル2で丁度良いと感じました。細かく言うと、ピリピリした辛さはここで丁度良い、でも痺れる辛さはもうちょっと欲しい。そんなワガママを叶えてくれるのが、自分で辛さを調節できるテーブルの調味油です。
辣油、麻椒油、胡麻醤の3種がテーブルに置かれています。私は痺れる辛さをアップしたいので麻椒油を入れました。これが花椒の香りがしてめっちゃ美味しいんです。じわーっとした痺れも増して良い感じ。最高です!
ピリピリとした辛さを増やしたい方は辣油を入れてくださいね!胡麻醤はゴマのペーストなので入れるとまろやかになるので辛すぎた時や、味変したい時に使うと良いですね。
食材のそれぞれの旨味
そして選んだ具材はというと、鴨血はあっさりとしていてプリプリとした食感です。魚団子は少し甘味があってはじかれる様な強い弾力、豚モツはこってり感が出ています。どれもスープに合っていて美味しい!100点満点!
「辛い!辛い!」と言いながらも病みつきになる味です。
中華街と化している池袋などではちょこちょこ見かける麻辣湯のお店を今回は蒲田で発見して得した気分です。とっても美味しかったですよ!
おまけ
こちらのお店「薬膳麻辣湯」では台湾屋台でよく売られている葱抓餅もあり麻辣湯の辛さの箸休めにぴったりでした。
蒲田駅 西口から徒歩約3分です!
台湾ブログランキングに参加しています!いつもポチして下さってる方!ありがとうございます!